プリスクール見学時のポイント|電話の仕方から見学時の服装

自分の子供に早くから英語を身につけてほしい

幼少期から子供可能性を広げたい

多様性のある環境で子供にはのびのびと育ってほしい

 

たくさんの親御さんの思いから、プリスクールを考え始める方も増えてきました。

 

プリスクールを見学する際のポイントを、電話で予約する時から実際の見学の時まで詳しく解説していこうと思います。

 

また、プリスクールと保育園どちらにしようか迷っている方も多いと思います。

保育園とプリスクールでは、定員数も入園時期も異なり注意が必要です。

 

後悔しないプリスクール・保育園選びをするために施設の見学から入念にしましょう。

 

ふみ先生
プリスクールの園長先生
10年以上園長をしている
さおりさんのお隣さん


さおりさん
1歳児の母
育休をして3ヶ月
プリスクール探し中

プリスクール・保育園の入園までの流れ

保育園とプリスクールでは以下の違いがあります。

 

保育園

  • 入園時期が決まっている(ほとんど4月のみ)
  • 定員数が決まっており選考される場合が多い

 

プリスクール

  • 入園のタイミングが複数ある場合が多い
  • 明確に定員数が決まっておらず、比較的入園しやすい

 

最近では待機児童の数が減っていると言われていますが、都心部を中心にまだまだ保育園の数が足りていない状況です。

 

そのため、行きたいと思った保育園に定員オーバーで入れないこともまだまだ多いです。

 

対して、プリスクールは保育園に比べて定員数や入園時期も柔軟です。

これはプリスクールのほとんどが認可外保育施設であるからです。

民間企業などが独自のサービスで運営しているので、見学や入園のスケジュールも施設によって異なります。

 

保育園とプリスクールの入園までの参考スケジュール(4月に入園する場合)です。

 

保育園 プリスクール(認可外保育施設)
5月 (※無職の方はハローワークなどで求職) 見学・申し込み
6月 見学予約 見学・申し込み
7月 見学 見学・申し込み
8月 見学 見学・申し込み
9月 見学 見学・申し込み
10月 見学した保育園の整理

優先順位を決める

見学・申し込み
11月 書類準備

申し込み

見学・申し込み
12月
1月
2月 入園可否の発表 入園可否の発表
3月 入園説明会 入園説明会
4月 入園式 入園式

【連絡する前】3つのポイント

①避けた方がいい時期を把握しておきましょう

基本的に通年を通して見学できるところが多いですが、7月〜9月に見学を申し込むのが学校の先生もあまり忙しくなくゆっくり見学できると言われています。

 

施設の忙しい時期など、特に避けた方がいい時期はいくつかあります。

  • 入園児を新たに迎え入れる4月
  • 卒園式やひなまつりなど行事が多い3月
  • お盆や年末など長期休暇の時期

 (園児の数が少なく、通常の保育がされていない場合があります)

 

上記以外にもインフルエンザなどの感染症が流行っている時期は、学校側が見学を自粛している場合もあります。

 

学校によって忙しい時期や行事がある時期が異なるので、電話を通して直接聞いてみることをおすすめします。

 

②見学に行く学校は3校程度に絞りましょう

実際に子育てをしながら見学をするとなると、なかなか体力を消費します。

納得するまで見学するのも大事ですが、3校程度が現実的です。

 

そのため、プリスクールの理念や立地など、ご家庭の条件にあった学校を3校程度に絞っておくことをおすすめします。

 

また、見学してみてからはじめて譲れない条件に気づくことがあります。

 

見学してからまた調べなおすのが面倒という方は先に5校程度リストアップしていて、その中から気になる学校を3校に絞って見学してはどうでしょうか。

 

保育園やプリスクール選びも大事ですが、体調や忙しさに合わせてスケジュールを立てましょう。

 

③定職についていない方は早い時期から就職を考えておきましょう

保育園の場合は、「共働きであるか」「祖父母の介護の必要性」などどれだけ保育が必要かの保育指数で選考されます。

 

保育園の競争率が比較的高いため、保育指数が一定に満たないと落選する場合もあります。

 

そのため、保育園を希望する場合で父母どちらかが定職についていない場合は、前年度の4月〜5月の間でハローワークに登録し、可能であれば就職することをおすすめします。

 

【電話する時】3つのポイント

①お昼寝の時間(13時〜15時)をねらって電話をしましょう

先生たちが比較的忙しくないお昼寝の時期に電話することをおすすめします。

 

見学がはじめての方など、不安な点を電話で解消しておきたい人は、よりゆっくり対応していただける13時〜15時の時間帯に連絡しましょう。

 

児童を相手にしているためイレギュラーな時間割になることもしばしば、電話をかける時は「今お時間大丈夫ですか?」と一言聞くようにしたいですね。

 

忙しそうであれば、プリスクール側の都合を聞いた上で再度かけ直すようにしましょう。

 

またお昼寝の時間帯が厳しいようであれば、保育の終了時間を調べてその後1時間くらいを目安に電話をかけると良いと思います。

 

終了時刻あたりは保護者対応に追われていることもあるため、通常の閉園時間から15分くらい後にかけられるといいですね。

 

②事前に候補日を用意しておきましょう

見学の流れが決まっている場合は、日時を指定されることもありますが、プリスクール側と電話上で日程調整することが多いです。

 

日程を聞かれて慌てることのないように最低5日程分は用意しておきましょう。

 

見学時間は10時〜12時の間がおすすめです。

生徒と先生の関わり方を見たい方は、午前中に行くと雰囲気がわかると思います。

 

逆に、お昼寝の時間にちゃんとお子さんを監視しているか確認しておきたい方はお昼寝の時間(13時〜15時)に行くといいでしょう。

 

実は保育施設で起こる事故が起きる時間帯はお昼寝の時間です。

先生たちの監視の目がしっかりと行き届いているか心配な方は、プリスクールにお昼寝の時間も見学できるように調整してもらっても良いかもしれません。

 

また、開園してから30分や閉園の30分前後は保護者対応もあってバタバタとしていることが多いです。

ゆっくりとお話しを聞きたい方は避けた方がいいでしょう。

 

③以下のポイントは電話で確認しておきましょう

 

  • 子ども同伴の可否

子どもと一緒に見学することがダメなプリスクールもあるので注意です。

  • 駐車場の有無 (駐車場の場所)
  • 保育園への入り方

 

見学の予約をした後に、プリスクール側から詳細の説明があることが多いですが、以下ももし把握できなければ聞いておくと後で慌てなくてすみます。

 

  • 見学の所要時間
  • 見学に必要な持ち物

 (筆記用具などプリスクール側から指定されることもあります)

 

【見学する時】服装

服装は派手すぎず動きやすいものにしましょう

プリスクールも教育施設なので、派手な色の服であまり目立ちすぎるとよくありません。

落ち着いた色で露出の多くない服装で訪問しましょう。

 

また、お子さんと見学される際は、体験授業のような形でアクティビティに参加することもあります。

 

その時のためにも、動きやすいパンツやヒールの低い靴で行くことをおすすめします。

夏は帽子や日傘を忘れずに持っていきましょう。

ほとんどのプリスクールにはエアコンが装備されていますが、遊具など室外の環境も見学される際は必須です。

 

【見学する時】持ち物

当日は以下のものを持って行きましょう

  • メモ帳/ 筆記用具

(校内を回りながらメモをすることもあるので、小さめのメモ帳をおすすめします)

 

  • クリアファイル

(書類を渡されることが多いので、持っていくようにしましょう)

 

  • スリッパ

(基本的に用意されていることが多いですが衛生面など気になる方は持っていきましょう)

 

他に持って行っておくと便利なものを挙げました。参考にしてください。

  • タオル
  • 日焼け止め
  • 汗拭きシート
  • だっこ紐
  • 子どものおもちゃ
  • ミルク
  • おむつ

 

プリスクール見学で見るべき3つのこと

①先生

まずは、先生の人数が適切かどうかです。

 

保育園では子どもに対する保育士の人数の基準がありますが、プリスクールではその配分がまちまちです。

児童何人に1人先生がついているのか直接確認しておくようにしましょう。

 

また、どれくらいの割合の先生が保育士資格またはそれと同等の資格を持っているか確認しておくことも大切です。

プリスクールでは保育士資格が必要ありません。

なので、先生の質を確認するためにも、どのくらいの割合の先生が資格を持っているのか、また保育施設で先生をしていた経験はあるのか、把握しておくと後々心配になることも少ないです。

 

次に、先生たちがどのくらい子どもと接するのに慣れているかも確認しましょう。

 

  • 子どもに対して愛情を持って接しているか
  • 子どもの話を熱心に聞いてきげているか
  • 悪いことをしたらちゃんと叱る態度をとっているか

 

など幼少期の大半を過ごす学校としてふさわしいのか納得してからお子さんを預け

るようにしたいですね。

 

上の3つは先生としての基本とも言えますが、

プリスクールとして英語でコミュニケーションをとるサポートをしてくれるかも大事です。

 

なかには、先生の日本語が不十分で一方通行のコミュニケーションになっていたり、先生側が諦めて日本語でばかりコミュニケーションをとっていたりするプリスクールもあります。

 

プリスクールを選ぶにあたっては、英語とどう向き合っているか確認することも大事ですね。

 

②設備や環境

下記のポイントを意識しながら施設内を見学すると、より安心してお子さんを通わせるプリスクールを決めることができます。

 

  • ・校内が清潔に保たれているか

(特にトイレの清掃が行き届いているか)

 

  • ・児童の安全に配慮した設計がされているか

(家具の角にクッションがあるか、転倒防止のやドアの指挟み防止の工夫がされているか)

 

  • ・セキュリティが保たれているか

(外部からの侵入防止、侵入が合った場合の対応などがしっかりしているか)

 

  • ・校庭の広さは十分か

(外の公園にいく場合はその公園の安全性もチェックしましょう)

 

  • おもちゃや絵本が十分にあるか

(お子さんが一人でも学べるような環境かどうか)

 

  • 保健室の有無(怪我をした際の応急処置セットが十分か)

 

③児童の様子

子どもの様子ほどわかりやすいものはないです。

実際に子どもがのびのびと遊べているか、英語でコミュニケーションをとっているかチェックしてみましょう。

 

プリスクールは英語でコミュニケーションをとる環境なだけに、周りと関係が築けず一人ぼっちになってしまう園児が少なくありません。

 

園児から英語でコミュニケーションをとる環境ができているか、英語で詰まっていたら先生が優しくフォローしているかどうか、児童と先生の関係も見ておきたいポイントですね。

 

まとめ

プリスクールを考えているはぜひ一度見学してみることをおすすめします。

保育園や幼稚園と全く雰囲気が異なるので、実際にお子さんのご意見も聞きながら選んでみてはどうでしょうか。

 

実際のところプリスクールごとに先生の質など教育環境には差があります。

本当にお子さんを預けられるのか直接見て聞いて考えることをおすすめします。

 

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