言葉を覚えてきて少し長めのストーリーなら理解することができ始める3歳児。
3歳児だからこそ英語教育を始める理由、3歳児におすすめの教材や英会話教室をお伝えします。
3歳から英語教育を始めるべき理由
グローバル化がますます進み、英語力はもはや不可欠のスキルとなりました。
2020年からは小学校でも英語が必修となり、早いうちから子どもに英語力をつけさせたいと考えるパパ、ママが増えています。
将来グローバルな環境の中で、世界中の人たちとディスカッションする我が子。
想像するだけで素敵ですね。
それでは、英語学習はいつから始めるのが良いのでしょうか?
結論から先に言うと、3歳ごろまでには何らかの形で英語に触れる機会を持てるようにしてあげるとベストです。
お子さまの未来のために、より良い環境を整備してあげましょう。
<3歳から英語を始めるべき理由>
- 体験を通じて言葉を吸収する時期だからこそ、抵抗感がない
- その子なりの興味・関心が芽生え、楽しい!につながりやすい
- 母国語が未完成なため、英語の音を受け入れやすい
2歳ではたどたどしかった言葉も、3歳になると語彙も増え、おしゃべりの内容も増えてきます。
パパやママとちょっとした会話を楽しめるようになるのもこの時期です。
身の回りの世界にちょっと足を踏み出し、体験を通して言葉をグングン吸収する特別な時期。
新しい言葉である英語も抵抗感なく、楽しんで身につけていくことができます。
また、自我が芽生えはじめ、好き嫌いがはっきりしてくるのも、3歳児の特徴です。
「これがしたい」「あれが好き、嫌い」などと、言葉を使って自分の気持ちを表現できるようになってきます。
電車や乗り物が大好きな子、お庭の虫に興味シンシンな子、お人形とのおままごとを楽しむ子。
その子自身の興味・関心が見え始めます。
子どもの興味・関心を上手に使って英語の世界に誘ってあげると、その延長線で「英語って楽しい」「好き」という感覚が育ちやすくなります。
まずは英語の歌やダンスから始めるのも良いですね。
楽しいことなら、子どもも進んで取り組むので、その後の英語学習がスムーズに進むようになります。
そして一番のメリット。
3歳ごろまでは母国語がまだ完全には確立していないため、英語もそのままの音で、そのままの言葉として受け入れることができます。
子どもが母国語である日本語を習得するのと同じ過程ですね。
例えば、日本人には聞き分けにくい「R」と「L」の発音の違いもスンナリと身につけられます。
大人である私たちには羨ましい限りです。
この時期を逃してしまうと、日本語の発音に慣れ親しんでしまうため、英語特有の音を聞き分けたり、発音したりするのが難しくなります。
もちろん、その後の英語学習によって習得可能ですが、長い時間がかかってしまうのです。
ですから、日本語が定着する3歳ごろまでには英語学習を始めることがオススメです。
3歳のお子さんにおすすめの英語教材
そうは言っても、どうやって子どもに英語学習を始めさせたらいいの?
と迷ってしまうパパ、ママもいるかもしれません。
まずはおうちで英語に触れられる時間を確保し、楽しみながら続けられる環境が大切です。
そんな時に役立つのが市販の英語教材、パパ、ママの強い味方となってくれます。
良質な教材を用いれば、日本にいながらまるで海外にホームステイしているかのような英語環境を整えることができますよ。
英語教材は高価なものも多いので、ご家庭の方針、それぞれの子どもの適性に合ったものを選んで、後から後悔することのないようにしたいですね。
以下におすすめの教材をご紹介します。
Worldwide Kids
ベネッセが乳幼児期に自然に英語を身につけるプロセスを研究した英語教材。
発売開始は2007年です。
興味→体験→習得という3つのステップで子どもが自然に英語を理解し、定着させることを目指して作られたそうです。
教材は英語DVD、英語CD、おもちゃ、英語の電子おもちゃ、英語の絵本から構成されていて、。
オールイングィッシュなのが一番の特長です。
生活のあらゆる場面で、無理なく英語を取り入れられる工夫がされています。
例えば、「寝かしつけや車での移動中にCDで英語の音を聞かせる」「1日30分、DVDで英語だけの時間を作る」「英語のおもちゃで遊ぶ」「寝る前に英語絵本の読み聞かせをする」など。
また、教材はstage0からstage6までにわかれていて、2か月に一度、1つのステージの教材セットが届きます。
ステージ毎の各教材は、内容とカリキュラムが連動しているので、効果的に英語を身につけられますね。
数の数え方や文法、そしてフォニックスまできちんと学べるところが嬉しいポイントです。
加えて、届けられる教材は、おもちゃといえども本物志向。
本格的な木のおもちゃなど、一つ一つのアイテムを厳選したいママも満足するはず。
お部屋のインテリアの邪魔にならないのも魅力的なポイントですね。
最後に、身につけた英語を会員専用のワークショップで実践できるのもWorld Wide Kidsの特長です。
ネイティブの先生たちと英語を使って一緒に遊べば、さらに英語が好きになり、もっと頑張ろうという気持ちも芽生えます。
<公式リンク>
こどもちゃれんじEnglish
こちらもベネッセが出している教材です。
World Wide Kidsよりもやさしい内容なので、英語学習が初めてのお子さんにもおすすめです。
もうすでに幼児教育教材の「こどもちゃれんじ」を受講されているご家庭も多いかと思います。
「こどもちゃれんじEnglish」はその英語版です。
子どもが大好きなキャラクター「しまじろう」、「こどもちゃれんじEnglish」でももちろん登場します!
「Worldwide Kids」の教材がオールイングリッシュなのに対して、こちらは日本語も交えて教えてくれるのが心強いところですね。
また、歌やダンスなど、子どもが楽しめる内容がいっぱい。
学年ごとにその時期に合った内容の教材が2か月に1回。英語のおもちゃ、DVD、絵本が送られてきます。
「Worldwide Kids」と比べるとボリュームは少ないものの、費用は1回あたり約4000円。
「こどもちゃれんじ」を受講していると割引もあり、コスパが良いと評判です。
英語が初めての子どもでも取り組みやすく、遊びながら英語に慣れ親しむことができますね。
本格的に英語を始めるのは早いかな、とちょっと尻込みしてしまうパパ、ママにとっても、気軽に始められると思いますよ。
<公式リンク>
ディズニー英語システム
アメリカのウォルト・ディズニー社も認めた、ワールド・ファミリーの英語システム。
英語を母国語としない子供たちのための「本物の英語習得プログラム」として開発されました。
アメリカの著名な言語学者が、言語学と発達心理学に基づいて開発した、本格派。
英語には自信のあるパパ、ママにとっても納得の内容です。
教材は歌のCD、歌とお話のDVD、単語カードと再生機器、絵本とマジックペン、から構成されています。
もちろん、オールイングリッシュです。
特に工夫されているのはオリジナルの歌。
日常会話で使われるフレーズがふんだんに取り入れられ、重要な文法もすべて習得できるように作られています。
大好きなディズニーのキャラクターに合わせて歌を歌っているうちに、文法まで身につくなんて理想的ですね。
教材の組み合わせによってセット内容は異なりますが、価格は全部そろえると100万円近くに。。
ですが、文法も段階的に覚えながら、楽しんで自然と英語を習得していく仕掛けが盛りだくさんです。
そして、ワールド・ファミリー・クラブという有料のサポートプログラムがあります。
加入すればネイティブの先生とふれあえるイベントに参加したり、電話レッスンも受けられます。
アウトプットの機会も準備されているのは、心強いですね。
ディズニーが好きなお子さんやご家庭におすすめです!
<公式リンク>
忙しいママやパパにおすすめ|3歳向け英語動画教材(Youtube)
忙しくてなかなか子どもとの英語学習の時間が取れないというパパ、ママも多いと思います。
そんな時は、動画の英語番組を見せてあげてはいかがでしょうか?
まずは、子どもの大好きな歌や音楽から入ることをおすすめします。
3歳児におすすめの英語動画をピックアップしましたので、参考にしてみてください。
全てYouTubeで公開されているものなので、無料で観ることができます!
Super Simple Songs
もともとは東京郊外の英会話スクールだったSuper Simpleが、子どもたちにとって一番身近で効果的な教育方法だと開発した音楽がアップロードされているチャンネル。
「学ぶこと・教えることをシンプルに楽しく!」という目標のとおり、音楽をかけたとたんに子どもたちが目を輝かせること請け合いです。
英語圏の幼稚園でもよく歌われるナーサリーライム(童謡)を中心に構成されています。
「ごあいさつの歌」「お天気の歌」「カレンダーの歌」など、日常生活での英語表現を自然と身につけることができますよ。
思わず体を動かしたくなるリズミカルな音楽も満載なので、ダンスにもピッタリですね。
中でもおすすめは、「ABCのフォニックスの歌」。
アルファベットと発音のつながりであるフォニックスを覚えてしまえば、後から学ぶ英語の読み書きにもすんなり入ることができます。
標準的なアメリカ英語の発音で、優しく温かみのあるアニメーションも魅力です。
インターナショナルプリスクールでも取り入れているところが多いようで、おすすめのチャンネルのひとつです!
Little Baby Bum
こちらもナーサリーライム(童謡)を中心とした音楽の動画です。
なんといってもアニメーションが素晴らしい!
カラフルな3D映像のキャラクターたちに子どもは魅せられます。
まるで絵本の世界に入り込んだようです。
表情豊かな動物のキャラクターたちと一緒に口ずさめば、あっという間に英語の歌をマスターしてしまうでしょう。
Little Baby Bumの英語はイギリス英語。
まだ耳が柔軟なうちにアメリカ英語だけでなく、いろんな発音の英語に慣れ親しんで欲しいと考えるパパ、ママのニーズにも応えてくれます。
親子で一緒に、楽しい英語時間を持てると素敵ですね。
人気の歌をまとめた1時間程度の動画もあるので、パパ、ママが忙しい時、英語のかけ流しをしたい時にも重宝しますよ。
Peppa Pig
歌や音楽で英語の音に慣れてきた子どもには、短いおはなしもおすすめ。
Peppa Pigは今では世界中の子ども達に愛されている、イギリスのアニメです。
5歳のこぶたの女の子ペッパと、1歳半の弟ジョージの繰り広げる日常の世界と会話がかわいい!
家庭での日常会話や親子のやり取り、しかも使われている英単語が易しいので、3歳児にピッタリのお話です。
1つのストーリーが5分程度と短いので、子どもも飽きずに見られますよ。
日本語版も公開されているので、見比べながら楽しむのもいいですね。
さらに、Peppa Pigは絵本(洋書)もシリーズ化されているので、読み聞かせに発展させることもできる点も魅力のひとつです!
3歳のお子さんにおすすめの子供英会話教室
おうちで英語に慣れてきたら、ぜひ近くの英会話教室にも足を運んでみましょう。
先生や、同じように英語を学んでいるお友達と一緒にレッスンすることで、さらに英語の世界が広がっていきます。
とはいえ、昨今は子どもの英会話教室がたくさんあるので、迷ってしまいますね。
教室によって先生やカリキュラム、通っている生徒や雰囲気など、いろいろ特徴があります。
英会話教室を選ぶ際は、実際に目で見て、それぞれの子どもの個性に合った納得の教室選びをすることが大切です。
今回の記事では、特に評判が良いおすすめの英会話教室をまとめましたので、参考にしてみて下さい。
ECCキッズ
ECCキッズはECC外語学院が子ども向けに1996年に開始した英会話サービス。
プロのネイティブ講師が教えてくれます。
子どもたちは、ネイティブの発音だけでなく、外国の文化や生活習慣なども自然と学んでいくことができます。
ECCキッズの特長をまとめてみました。
- カラフルなポスターや道具がいっぱいのオールイングリッシュ環境
- 年齢に応じ、歌、ダンス、絵本で学ぶ最適なコース
- 独自の採用基準を満たした講師
- 年齢に応じて開発された、わかりやすいオリジナル教材
- 日本人スタッフによる安心のサポート
3歳コース(キッズイングリッシュワールド)では、絵本の読み聞かせを中心にレッスンが進みます。
パズルを使ってアルファベットについても教えてくれるのも良いですね。
英語圏での遊びや、歌やダンスなど、様々なアクティビティを通して異文化に触れられるので、元気な子どもにもピッタリです。
レッスンは週1回40分、保護者同伴で6組までのグループレッスン。
費用は月に8148~11000円(地域により異なる)が目安です。
<公式サイト>
イーオンキッズ
イーオンキッズは全国展開している大手の英会話教室です。
大手ならではの万全の教育体制が人気です。
レッスンでは発達段階に応じて制作したオリジナル教材を使っています。
英語指導法を40年以上研究・開発している「イーオン語学教育研究所」が作成しているそうです。
イーオンキッズの特長をまとめました。
・「英語」に加えて、「時代を生き抜く力」が身につく。
・年齢に合わせた細かなクラス分け・オリジナル教材
・英語教育と児童教育のプロ教師
・資格試験にも強い
3歳児クラスでは、あいさつや歌はもちろん、子どもたちへの語りかけも全て英語で行われています。
体を使ったロールプレイをみんなでやってみることも。
先生は単語や文型も全てジェスチャーで表現しながらレッスンをし、子どもたちも体で真似をすることで英語を覚えていきます。
真似っこが好きな3歳児の特性を上手に活かしていますね。
また、塗り絵をしたり、工作をしたりと、飽きやすい子どもの興味をひきつける工夫もいっぱいです。
費用は、40~50分のレッスンを週1回受けて、月7000~10000円が目安です。
<公式サイト>
シェーン 英会話スクール
シェーン英会話は1977年創業の老舗英会話教室。
3歳児のクラスはネイティブ講師が受け持ちます。
6名までの少人数制をとり、個人カルテにより一人ひとりの習熟度を把握してレッスンを行ってくれます。
シェーン英会話の特長をまとめてみました。
- 講師は特別なスキルをもつ、子ども英語教育のスペシャリスト
- 着実に学べるレベル別カリキュラム
- 上達できるレッスンと、副教材を用いた家庭学習
- 月謝制で、始めやすく続けやすいシステム
- 英語学習に最適な環境
英語は最初の出会いが肝心。
3歳児クラスでは、英語が好きという気持ちを育みます。
ネイティブの子どもたちが言葉を学ぶように、ネイティブ講師の英語の音を聞きながら、まずは英語で数字や色など学びます。
歌やゲーム、ダンスを通して、子どもたちは英語で自然なやり取りができるようになっていきます。
費用は、40~50分のレッスンを週1回受けて、月10000円程度が目安です。
<公式サイト>
1歳〜3歳|年齢別に始める早期英語教育
幼児期は英語学習、特にリスニング力をつけるための黄金期です。
赤ちゃんの脳はあらゆる言語の音の違いを聞きわける能力を持っていると言われています。
幼児期に日本語と同じように英語に親しめば、英語も日本語と同じように聞き取る力を育むことができます。
<1歳からはじめる英語教育>
たくさんの英語の音を聞かせてあげましょう。
英語の音楽のCDをかけ流したり、パパ、ママが簡単な英語のフレーズを話しかけてあげるのがおすすめです。
1歳のころは、パパやママなど身近な大人と親しい関係を発展させるなど、社会性の発達にも大事な時期です。
安心できる環境の中、スキンシップを取りながら楽しく英語の音を取り入れていきましょう。
英語の歌に合わせてダンスをさせてあげるのも1歳のお子さんにおすすめです。
<2歳からはじめる英語教育>
英語でのコミュニケーションも取り入れていきましょう。
2歳ごろになると個人差はありますが、言葉の発語が増えてきます。
英語の歌を一緒に歌ってみたり、簡単な英単語を一緒に練習してみたり、
数字に興味のある子どもには、数の数え方を教えたりすると喜びます。
ただし、一番大事なのは、親子で英語を楽しむこと。
「英語って楽しい!」と感じてもらうことができると、後の英語学習はグンと楽になることでしょう。
<3歳からはじめる英語教育>
英語の映像をフル活用しましょう。
子どもの興味・関心が見え始め、好き嫌いが出てくる時期です。
子どもの好きなものに合わせて、楽しめる英語の映像を見せてあげると、子どもの英語の世界が広がり、
覚えた英語のフレーズを日常生活の中に取り入れられると、英語が徐々に定着していきます。
アウトプットのために、英会話教室に通ってみるのもお薦めです。
ネイティブの先生とお話しする機会があれば、子どものモチベーションもアップすること間違いなしです。
まとめ
以上、3歳から始める英語のメリットについてご紹介しました。
英語を習得するのは、長く時間のかかります。
しかし、将来、子どもがグローバル社会に巣立つ時に、英語は不可欠なスキルであり、
今後ますます重要になってくると考えられます。
言葉の黄金期と呼ばれる幼児期、上手に使って子どもの英語力を育ててあげましょう。
幼児期の英語教育は何よりも楽しむことが一番大事です。
親子で一緒に楽しみながら、英語力を身につけていきましょう!